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ポータブルオーディオという世界 [ポータブルオーディオ]

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フォイエルバッハ論(詳細は後ほど・・_( _~_ )_  )にも記してあるが、人間は現段階より上を知ってしまうと、もう後戻り出来ない。それが欲望の一つだ。 オーディオの世界もまた然り。普段試聴している音質よりも良い音に巡り合ってしまうと、自分の叶う可能な限りの音質を手に入れたいものである。

音楽は、それこそキリが無い程、上限がある。 それは、人それぞれの、より良いとされる音が千差万別だからである。 但し、環境や懐具合を考慮すると、残念なことに上限は身近な部分で限定される。 願わくば、近隣に迷惑が及ばない様な、隣接しない一軒家で、設備の整った試聴室があり、その部屋に最適で、自分の耳に最も適したオーディオ機器を惜しげもなく設置して、至福の時を味わいたいという願望が、ピュアAVの方々の醍醐味であろう。 しかし、現実はそこまで可能に出来る人はそう多くない。 アパートやマンションで、家族に疎まれながら、細々と良い音を追求する。試聴は孤独になれる時間帯で、通勤時やその他ほんの些細な時間を割いて、他人の領域を侵さないポータブルな機器を、今、自分で入手可能な最大限の音質になるように追求し、努力している人も、今では少数ながらも明らかに存在するのだ。 音源(カセットやら、MDやら、CDやらメディアプレーヤー等)には、どの様な方法を取れば音源をよりきれいに再現できるか、ヘッドホンやイヤホンはどれが最も自分に合い、心地よく聞かせてくれるか。 その選択でもゴマンとある。 ところが、それ以上に選択の余地を与えてくれるのが、 “ポータブルヘッドホンアンプ” なのだ。 音源からヘッドホンまでの過程で、新たに好みの音質を彩なす事が出来るようになったのである。 これは、ピュアAVにも付随するが、更に音源からアンプまでのケーブルも、材質により変化する(例えば銅線・銀線)自分好みの音質を選択可能な幅が、広がってくるのである。 但し、惜しむらくまだ日本には浸透しておらず、日本の大手音響メーカーからは採算か浸透度か定かでないが、ポータブルアンプも、それ用ケーブルも出る気配は全くなく、もっぱら海外のプライベートブランドの様な個人が手作業で研究開発し、ネットでお披露目しているぐらいの機器が関の山だ。 それでも、アンプの完成度が高く、組み合わせ次第ではセパレートアンプに負けない程の音質を醸し出してくれるのである。 それが、部屋という概念から離れ、何時でも自分好みの良い音質を携帯できる、それこそ現段階で可能な自分の至福の世界ではなかろうか。 これならば、セパレートの様に、場所限定を取り払い、より手に入り易い、誰でもが望めば叶う、より良質の音楽を堪能できるのだ。 私も現段階で、相当満足の行くポータブル環境を入手し、贅に浸っている。 追々ご紹介するが、取り敢えず現段階で満足のいく環境をお披露目。

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