愛車 ＥＸＡの運転席

現愛車の　EXA　には、

先代車から乗せ代えたシートを愛用している。

SPARCO　CORSA（スパルコ　コルサ）ラ・アンスポーツ仕様

　これを、ラ・アンスポーツ（ラリーカーパーツショップ）　が、独自で表面の生地を変更したフルバケットタイプ（シートが倒れない）のシート。

表面生地は、ノーマル生地より気に入っている。


しかし、このシートの乗せ代えには、非常に苦労した。

ＥＸＡ用のシートレールが無いのである。

型式上、姉妹車（パルサーを筆頭に、オースター、リベルタ・ビラ、ラングレー・EXA）が豊富なパルサー系ではあるが、EXAは、ボディ形状が全く異なるので、シートは別物であった。

試しに、基本型のN-13（当時のパルサー）用のシートレールを注文（日本のスパルコ代理店ラ・ストラーダ）し、

設置を試みたが、シート左後部のボルト部分が、5～６cmも浮いてしまう。

更に、その隙間を何とか克服（プレート等で隙間固定）しても、何と！シートの背が、EXAの天井に付いてしまう。

この車は、限りなくローポジションシートに近いんだ！

コンソールボックス側のシートレールを固定するボルト穴の位置が、センターコンソールの出っ張りの側面にあるのだ。

作業した場所は、近所のローソン。

このオーナー、実は、プライベートで、ラリーに参加している、ラリーイストである。



http://www.mitsubishi-motors.com/motorsports/j/07jp/rally/rd09.html

更に、父上は日本でも有名なラリーイストで、２世代のラリー屋さん。

そんな、オーナーに無理を言って、コンビニの駐車場の片隅をお借りして、シートの取り替えを行った。

作業しているうちに、日が落ち、これはヤバイ！っと思い出した。

何せ、シートを取り付けないと、運転できない。だからといってこれは不恰好・・・・・・

シートレールをまじまじ見ながら、・・・・・・・・・・・・

「あれ？シートレールいるか？どうせ運転するのは自分だけ。だったらシートレール取っ払って、固定すれば、シートレールの高さ分、低くなる！」

・・・・で、プレート板等を加工しながら、自作取り付け。

ただ、先ほどにも説明したが、シートを下げれば下げる程、シートは右にずれてしまう、ステアリングの中心から右に３～４ｃｍ程度ドア側寄りになった。

座位的には、助手席よりも気持ち程度下がった。しかし、コーナーのホールド性は抜群に良い。

Ｎ１３用のシートレールはどうしたかというと、ラ・ストラーダさんに連絡をとり、もし、加工して欲しい部分があれば、説明書を添付して、送り返してくれれば無償で加工してくれるとの返答があったので、一応送ったのだが、うんとも寸とも連絡がない。まあこちらとしては、自前で設置して満足してしまい、例え加工して戻ったとしても着座位置が高いままでは使用はしないだろう、と、そのままにしてある。（ま、高い教授料と思ってｆ（＾＾；）

去年の２月に車検をしてもらったのが、ミツバチ自動車という、社長がFDをお乗りで、営業用でスバルヴィヴィオを、インプレサのラリーカールックにしている、髭をはやした恰幅と人の良い方が経営している車屋さんで、車検を通すのに、どうせ純正に乗せ返るのだから、スパルコ用シートレールがあるのなら加工してくれるとの事。

今までの懸念材料（着座位置、低位置でのドア寄り）を報告した上で、依頼した。

・・・・・・で、出来上がりが・・・・

見事に着座位置が純正と同等。でも、純正の方がクッション柔らかいので沈む。



腰の位置には、形状記憶のスポンジが２個入っている。これがないと、なぜか、ウンコ座りみたいに、
つんのめった着座で運転しずらい。ｆ（＾＾；



お蔭様で、天井、どん付きにならなくて済んだ。






ドア側のシートレール



助手席側のシートレール

シート側のボルトの位置を見ていただくと、水平にするのに苦労されたのか、高さがバラバラである。










元のシートレールは、前愛車のインプレッサ用。

て事は、加工技術があれば、どんなシートレールでも合うって事？（まあ実際はこれが難しいのでしょうけど・・）