SONY PFR-V1 の快適改造 レビュー [ヘッドホン]
以前より、このヘッドホン(sonyでは、敢えて“パーソナルフィールドスピーカー”とうたっているが、
そんな種類ないし、ヘッドホンでいいじゃないか!)PFR-V1の弱点を克服する事を考えていた。
PFR-V1を所有している諸氏は、このヘッドホンをまず1番使用する機種にはしていないと思う。
例に漏れず、私も実は数ヶ月、放置プレイ状態であった。f(^^;
ただ、このヘッドホンは、良い音質と評価している方が多い。私も中~高音域は素晴らしいと感ずる。
それでは、1番になれない欠点の羅列:
・やはり、低域が不足。
・低音を強調すると、エクステンデッドバスレフダクトの中でハウリングを起こす。
・装着時、エクステンデッドバスレフダクトが耳にあたり、痛くなる。
主だった弱点は、この様な感じ。
スピーカー部分。実は、低域増量を考慮して、エクステンデッドバスレフダクトを、
プライヤーで若干、耳穴方向に曲げている。
装着すると、
見事に、エクステンデッドバスレフダクトを耳穴に入る様に曲げた。
しかし、それでも低域に不満がある。
ところが、指で、耳穴の入り口を多少塞ぐと、驚く程豊かな低域が生まれる・・・・が、
お察しの通り、高域が遮断され、篭った音質になってしまう。(ToT)ノシ
考えてみれば、通常のスピーカーというものは、低域帯の口径が大きくて、高域は小さいではないか!
この機種は、それと逆行している作りになっているのに気づく。
では、エクステンデッドバスレフダクトの元はどうなっているのか?
そこを辿れば、いろいろ見えてくると考えた。
では、解体・・・
・・・・・・・・・・・・・・あれ?低域はドライバー無し?
・・・なるほど、バスレフ型なので、後面発生共鳴タイプですね。
wikipedia参照:→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%95%E5%9E%8B
しかも、片側がネジで通じてない!
・・・って事は、片方しかバスレフ効果が生まれてない。これはダクトの剛性を考慮した結果かな?
でも、片方が遮断されていると、通じている方からの音圧が、反射してハウリングを起こす結果
となる感じがするのは、素人の浅はかな考えか?
そうでなければ、やはり剛性確保以外、あまり意味がないような感じがする。
ダクトを抜いた。細部に至るまで、ゴムのパッキンが付いてる。製作者の拘りがみえる。
ダクトの両方を通してみれば、ハウリングが収まるのではないかと思い、ネジを外して設置してみようと思う。
それと、ダクトの装着時の耳の痛みを考慮するのと、ダクト出口の多少の遮断を狙って、
使用していない、ER-4Sのスポンジ型イヤーパッドを・・・・・
中心のビニール素材を抜いて、ダクトに入るぐらいの穴を確保。
それを、ダクトに装着してから、ネジを設置。ふさいであったネジはしない。
・・・・と、2方向よりバスレフ効果。これで試してみよう!
スポンジは、バスレフ出口をふさがない様に、下方にずらして、丁度、耳たぶ上の凹み部分に
収まるように設置。
両方、装着すると、こんな感じです。バスレフの塞いであったネジは外したので2個残る。
アンプを使用せず、フラットに、MD機、MZ-RH1で試聴。(データはHi-MDのWAV形式)
こんな感じで、スポンジを耳に乗せる。これで、耳の痛さは解消。
あとは、この半分遮断された状態で、低域がどこまで延びて、高域が遮断されるかだ。
試聴してみると・・・・・・・・・
まず、ハウリングが無くなった!これは大きい。やはり、ダクトを両方通した結果であろうか。
そして、かなり低音が補完されるようになった。しかも、高音はスッキリと出ている!
若干、耳穴を遮断した事により、中域の音量が上がったが、高音は健在だ。
低域は、中低域がずば抜けて良くなった。
強いていえば、重低音はこのヘッドホンでは無理な話。出る根拠がない。
それでも、この快適改造は、価格相応の音質をもたらしてくれた。
元の中高域が良い音質なのだから、プラスαの低音は充分満足できる。
どこかを加工した訳ではないので、不満点が出て、元に戻したければ戻る改造である。
その点は大きい。
( ※ ご存知だと思うが、解体・改造をした場合、保障が受けられなくなる場合があるので、その事を考慮した上で、行ってくだされ。d( ̄  ̄;))
そんな種類ないし、ヘッドホンでいいじゃないか!)PFR-V1の弱点を克服する事を考えていた。
PFR-V1を所有している諸氏は、このヘッドホンをまず1番使用する機種にはしていないと思う。
例に漏れず、私も実は数ヶ月、放置プレイ状態であった。f(^^;
ただ、このヘッドホンは、良い音質と評価している方が多い。私も中~高音域は素晴らしいと感ずる。
それでは、1番になれない欠点の羅列:
・やはり、低域が不足。
・低音を強調すると、エクステンデッドバスレフダクトの中でハウリングを起こす。
・装着時、エクステンデッドバスレフダクトが耳にあたり、痛くなる。
主だった弱点は、この様な感じ。
スピーカー部分。実は、低域増量を考慮して、エクステンデッドバスレフダクトを、
プライヤーで若干、耳穴方向に曲げている。
装着すると、
見事に、エクステンデッドバスレフダクトを耳穴に入る様に曲げた。
しかし、それでも低域に不満がある。
ところが、指で、耳穴の入り口を多少塞ぐと、驚く程豊かな低域が生まれる・・・・が、
お察しの通り、高域が遮断され、篭った音質になってしまう。(ToT)ノシ
考えてみれば、通常のスピーカーというものは、低域帯の口径が大きくて、高域は小さいではないか!
この機種は、それと逆行している作りになっているのに気づく。
では、エクステンデッドバスレフダクトの元はどうなっているのか?
そこを辿れば、いろいろ見えてくると考えた。
では、解体・・・
・・・・・・・・・・・・・・あれ?低域はドライバー無し?
・・・なるほど、バスレフ型なので、後面発生共鳴タイプですね。
wikipedia参照:→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%95%E5%9E%8B
しかも、片側がネジで通じてない!
・・・って事は、片方しかバスレフ効果が生まれてない。これはダクトの剛性を考慮した結果かな?
でも、片方が遮断されていると、通じている方からの音圧が、反射してハウリングを起こす結果
となる感じがするのは、素人の浅はかな考えか?
そうでなければ、やはり剛性確保以外、あまり意味がないような感じがする。
ダクトを抜いた。細部に至るまで、ゴムのパッキンが付いてる。製作者の拘りがみえる。
ダクトの両方を通してみれば、ハウリングが収まるのではないかと思い、ネジを外して設置してみようと思う。
それと、ダクトの装着時の耳の痛みを考慮するのと、ダクト出口の多少の遮断を狙って、
使用していない、ER-4Sのスポンジ型イヤーパッドを・・・・・
中心のビニール素材を抜いて、ダクトに入るぐらいの穴を確保。
それを、ダクトに装着してから、ネジを設置。ふさいであったネジはしない。
・・・・と、2方向よりバスレフ効果。これで試してみよう!
スポンジは、バスレフ出口をふさがない様に、下方にずらして、丁度、耳たぶ上の凹み部分に
収まるように設置。
両方、装着すると、こんな感じです。バスレフの塞いであったネジは外したので2個残る。
アンプを使用せず、フラットに、MD機、MZ-RH1で試聴。(データはHi-MDのWAV形式)
こんな感じで、スポンジを耳に乗せる。これで、耳の痛さは解消。
あとは、この半分遮断された状態で、低域がどこまで延びて、高域が遮断されるかだ。
試聴してみると・・・・・・・・・
まず、ハウリングが無くなった!これは大きい。やはり、ダクトを両方通した結果であろうか。
そして、かなり低音が補完されるようになった。しかも、高音はスッキリと出ている!
若干、耳穴を遮断した事により、中域の音量が上がったが、高音は健在だ。
低域は、中低域がずば抜けて良くなった。
強いていえば、重低音はこのヘッドホンでは無理な話。出る根拠がない。
それでも、この快適改造は、価格相応の音質をもたらしてくれた。
元の中高域が良い音質なのだから、プラスαの低音は充分満足できる。
どこかを加工した訳ではないので、不満点が出て、元に戻したければ戻る改造である。
その点は大きい。
( ※ ご存知だと思うが、解体・改造をした場合、保障が受けられなくなる場合があるので、その事を考慮した上で、行ってくだされ。d( ̄  ̄;))
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